30歳ごろから投資を始め、リーマンショック後の上昇相場、コロナショック、そしてコロナ明けの急回復相場まで見てきました。
現在40歳。子どもは2人。
住宅ローン、教育費、日々の生活費…。
「独身時代のように全力で投資」というわけにはいきません。
それでも、55歳で金融資産5000万円を作り、セミFIRE的な生活を目指したい。
最近はそんなことを真剣に考えています。
今回は、実際に数字を試算しながら、
- 55歳で5000万円を作るには毎月いくら必要か
- 子育て世代ができる節約術
- 投資で気を付けたいこと
を、実体験ベースでまとめます。
まず結論。必要な投資額はいくら?
40歳から55歳まで、運用期間は15年。
想定リターン別に試算すると、必要な積立額は以下のようになります。
| 想定利回り | 毎月積立額 | 年間積立額 |
|---|---|---|
| 3% | 約20.8万円 | 約250万円 |
| 5% | 約16.5万円 | 約198万円 |
| 7% | 約13.1万円 | 約157万円 |
※複利運用、毎月積立で試算
正直、かなり大きな金額です。
特に3%運用だと、年間250万円近い投資が必要。
子育て世代には簡単ではありません。
ただ、ここで重要なのは「最初から5000万円を全部積み立てで作る必要はない」ということ。
すでに投資資産が500万円ある人なら、必要額はかなり下がります。
例えば、元本500万円を15年間5%運用すると、
A=500(1+0.05)^{15}
約1040万円になります。
つまり、残り約4000万円を積み立てで作ればいい。
例えば、元本500万円を持っている場合、必要な積立額は以下のように変わります。
| 想定利回り | 15年後の500万円の評価額 | 残り必要額 | 毎月積立額 |
|---|---|---|---|
| 3% | 約779万円 | 約4221万円 | 約17.6万円 |
| 5% | 約1039万円 | 約3961万円 | 約13.1万円 |
| 7% | 約1379万円 | 約3621万円 | 約9.5万円 |
「ゼロから5000万円」よりも、かなり現実的に感じる人も多いのではないでしょうか。
この「今ある資産」が、40代からの投資ではかなり大きいです。
コロナショックで学んだこと
2020年のコロナショック。
あの時は、本当に怖かったです。
毎日数十万円単位で資産が減る。
ニュースは悲観一色。
「もう積立やめようかな…」
正直、何度も思いました。
でも、結果的には積立を継続した人が勝ちました。
あの暴落局面で買った投資信託や米国株は、その後の回復相場で大きく伸びています。
40代になると、
- 教育費
- 住宅ローン
- 老後不安
など、精神的プレッシャーも増えます。
だからこそ重要なのは、
「暴落しても続けられる金額で投資すること」
だと思っています。
無理なレバレッジや、生活費ギリギリまで投資するのは危険。
相場よりも、まず家計の安定が大事です。
子育て世代が効いた節約術
投資額を増やすには、結局「固定費削減」が最強です。
我が家で効果が大きかったのはこのあたり。
① 通信費見直し
格安SIMに変更。
家族全体で月1万円近く削減できました。
年間12万円。
これを15年5%運用すると…
まず、毎年一定額を積み立てた場合の将来価値は、
「積立額 × 複利で増えた累計係数」
で計算できます。
今回の場合は、
FV = 12 × ((1+0.05)^{15}-1) ÷ 0.05
(年間12万円を利回り5%で15年間積み立てた場合の将来価値を計算する式)
約260万円規模の差になります。
固定費は「投資の原資を生む装置」だと感じます。
② サブスクを整理した
気付かないうちに増えていたのが、動画配信やアプリのサブスクでした。
- 動画配信サービス
- 音楽配信
- 有料アプリ
- オンラインストレージ
1つ1つは小さくても、家族分を合わせると意外と大きいです。
我が家では「3か月使っていないものは解約」というルールにしたことで、年間10万円近く削減できました。
固定費は一度見直すと効果が続くので、かなりおすすめです。
③ 「なんとなく外食」を減らした
子育て中は大変なので、外食自体を否定するつもりはありません。
でも、
「疲れたから、とりあえず外食」
が続くと、かなりお金が減る。
最近は、
- 冷凍食品
- 作り置き
- ホットプレート活用
などで、無理なく回数を減らしています。
FIREで気を付けたいこと
① 教育費を甘く見ない
子ども2人。
中学から私立を考えると、教育費はかなり重いです。
FIREを急ぎすぎると、教育費ピークとぶつかる可能性があります。
「55歳で完全リタイア」にこだわりすぎず、
- 週3勤務
- 在宅中心
- ストレス少なめ転職
など、“ゆるFIRE”も現実的だと思っています。
② 利回りを期待しすぎない
最近は米国株の強さを見ていると、7%〜10%運用を期待したくなります。
でも、将来は分かりません。
個人的には、
- 基本は5%
- うまくいけば7%
- 最低3%
くらいで考えています。
期待しすぎると、相場悪化時にメンタルが崩れやすいです。
まとめ
40歳から55歳で5000万円。
簡単ではありません。
でも、
- 支出管理
- 積立継続
- 暴落時にやめない
この3つを続ければ、かなり現実味はあると思っています。
特に40代は、
「お金を増やす力」と同じくらい、
「家計を壊さない力」
が重要。
子育てしながら、仕事しながら、無理なく続ける。
結局それが、一番強い投資法なのかもしれません。


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